コラム

要介護認定の手続きの流れについて

介護サービスの利用には、要介護認定を受ける必要があります。
認定を受けるにも申請を要するので、スムーズに手続きを行うため、正しい流れを把握しておくことが大切です。
そこで今回は、要介護認定の手続きの流れについて解説します。
▼要介護認定の手続きの流れ
①要介護認定の申請
まず、市区町村の窓口で要介護認定の申請を行います。
本人または家族をはじめ、地域包括支援センターやケアマネジャーの代理申請も可能です。
②認定調査を行う
申請後に、市区町村の職員や委託を受けた調査員が自宅や施設を訪問し、認定調査を行います。
心身の状態や日常生活の支援状況について、定められた項目に基づいて評価することが目的です。
③ 主治医による意見書の作成
調査と並行して、市区町村から主治医に「主治医意見書」の作成を依頼します。
主治医は申請者の病状や診断内容を踏まえ、介護の必要性について意見を記載しなければなりません。
④二段階の判定
調査結果と主治医意見書をもとに、一次判定と二次判定が行われます。
一次判定はコンピュータ判定による客観的な評価で、介護を必要とする基準時間を算出するものです。
その後、保健・医療・福祉の専門家からなる「介護認定審査会」で二次判定が行われ、要介護度が決定します。
⑤認定結果の通知
判定結果は、市区町村から申請者に通知されます。
結果に示されるのは「非該当」「要支援1・2」「要介護1〜5」のいずれかです。
▼まとめ
要介護認定の手続きには、まず市区町村へ要介護認定の申請を行い、調査員による認定調査を受ける必要があります。
その後、調査結果と主治医による意見書をもとに二段階の判定を行い、要介護が決定される流れです。
要介護認定の手続きに不安を抱える方は、福岡の『介護とお金のアドバイザー』へご相談ください。
お金と介護の専門家として、お客様のお悩みに寄り添った提案をいたします。

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