コラム

世帯分離のメリットについて

世帯分離という言葉は知っているけれど「メリットはあるの」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
とくに、介護者と生計を共にしている世帯では有効な手段になるため、世帯分離を検討してみましょう。
今回は、世帯分離のメリットについて解説します。
▼世帯分離のメリット
■介護費用の自己負担額が軽減できる
介護費用の負担額は本人の収入または、世帯収入で決定されることがほとんどです。
高額介護サービス費や高額医療合算制度は同じ世帯で発生した費用を合算するため、世帯分離を行い親世帯の収入を下げることで節約になります。
■介護施設の費用を軽減できる
介護保険には、負担限度額認定制度がありますが、世帯分離を行うとこの制度が利用できる可能性があります。
対象となる施設は入居型に限らず幅広いため、多くの方が恩恵を受けられる点も大きな魅力です。
■後期高齢者医療制度の保険料を抑えられる
75歳以上の方が加入する後期高齢者医療制度は、所得に応じて保険料が決まります。
世帯分離を行って世帯収入を分けることで、保険料軽減制度が適用され、全体的な家計の圧迫を防げるでしょう。
▼まとめ
世帯分離のメリットは、介護費用の自己負担額が軽減できる・介護施設の費用を軽減できる・後期高齢者医療制度の保険料を抑えられるなどがあります。
介護をされている方は世帯分離を行うとメリットがありますが、ある程度知識が必要なため専門家に相談してみましょう。
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