コラム

認知症によって口座凍結される理由とは?

認知症と診断されると「判断能力が低下している」と判断され、口座が凍結される恐れが生じます。
しかし、なぜ認知症と判断されると口座が凍結されてしまうのでしょうか。
今回は、認知症によって口座凍結される理由について紹介します。
▼認知症によって口座凍結される理由
■詐欺に巻き込まれないため
認知症になると、判断力の低下から詐欺に遭う確率が高まります。
名義人が詐欺に巻き込まれないよう、口座凍結を行うことで財産を守ります。
■不当な金融取引をさせないため
判断力が低下していることを知っていながら、不当な金融取引を持ちかける人もいます。
口座の凍結することで、名義人の不利益となる取引をさせないようにしていているのです。
■資産の使い込みを防止するため
詐欺や不動な金融取引以外でも、身内による資産の使い込みが起こる可能性も考えられます。
身内による資産の使い込みは、相続時のトラブルにつながることも少なくありません。
トラブルを未然に防ぐために、口座凍結が行われる場合もあります。
▼まとめ
詐欺被害の防止や不当な金融取引をさせない・使い込みを防ぐためなどが、認知症によって口座凍結される理由として挙げられます。
口座凍結の理由を把握し、ご自身にあった事前対策を行いましょう。
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