銀行の口座にお金を預けているという方が、ほとんどではないでしょうか。
しかしさまざまな理由により口座が凍結されてしまうと、引き出すことができなくなってしまいます。
今回は、口座凍結を事前に対策する方法について、紹介します。
▼口座凍結を事前に対策する方法
■手元に現金を置いておく
口座が凍結されてしまうと、預貯金を引き出すことができません。
急な入院や手術に備え、ある程度の現金を手元においておくことも対策の一つです。
ただし、信頼のおける方にのみ保管場所を伝えておくようにしましょう。
■代理人カードを作る
代理人カードを作ることも、口座凍結を事前に対策する方法の一つです。
名義人が事前に申し込んでおくことで、代理人カードが作れます。
本人が銀行に行けない場合でも、代理人カードがあることで代理人による引き出しや手続きが行えます。
■任意後見制度で備える
口座凍結の対策として、任意後見制度で備えておくことも挙げられます。
任意後見制度とは、認知症や事故などで本人の判断能力が低下した場合に備え、本人が信頼できる人に財産管理や生活支援を依頼する制度です。
契約内容を書面にまとめ、万が一の場合にすぐ制度を利用できるようにしておくと安心です。
▼まとめ
手元に現金を置いておく・代理人カードを作る・任意後見制度で備えるなどが、口座凍結を事前に対策する方法として挙げられます。
事前に備えておくことで、万が一の場合でも不安要素を減らせるでしょう。
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