コラム

公的介護保険サービスの対象者とは?

公的介護保険制度における社会保険の一つに、公的介護保険があります。
さまざまな介護サービスを受けられますが、対象となる方は限られているため、申請前に確認しておくことが重要です。
今回は公的介護保険サービスの対象者について紹介します。
▼公的介護保険サービスの対象者
■65歳以上の方
公的介護保険は、原則として65歳以上の方が対象です。
加齢や持病・ケガに伴う心身の変化により、日常生活に支障をきたす状態であると認められた場合に利用できます。
ただし介護保険の適用には、自治体による要介護度の認定を受ける必要があります。
■40歳から64歳で国が定めた特定の16疾患により要介護状態となった方
介護保険は、40歳から64歳の方も特定条件下でのみ利用できます。
脳血管疾患やがんなど、国が定めた16の特定疾患により要介護状態となり、日常生活にサポートが必要とされた場合が該当します。
該当する疾患の診断を受けた場合は、速やかに自治体へ相談することが大切です。
▼その他要件
要介護認定を受けるには、日常生活を送るために支援の必要性があることが前提です。
認定の際は家族の状況や住環境なども考慮されるため、幅広い視点で総合的に状況を確認されます。
そのため、要介護ではなく「要支援者」として認定されるケースもあるでしょう。
提供されるサービスが異なるため、生活へのサポートが必要な場合は速やかに自治体へ相談することが求められます。
▼まとめ
公的介護保険サービスの対象者は、65歳以上の方や40〜64歳で特定疾患による介護が必要となった方です。
自治体による要介護認定が前提となるため、生活に不安を感じた場合はまず自治体へ相談しましょう。
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